まちこの幸せレシピ

管理栄養士、ナチュラルフードアドバイザー、食生活アドバイザー。元料理教室講師、現小学校給食の調理員。食事は毎日の幸せに繋がる。毎日のちょっとした幸せと美味しいご飯。そんな毎日を綴っています。

肌荒れを元から治すには化粧品より腸が大事。


肌荒れってけっこう悩んでる人って多いんだなと思います。
ニキビだけじゃなくても乾燥肌、オイリー肌など。
肌のことは何回か記事に書いてますが、私が気をつけているのはやっぱり一番は食事だと思います。




肌は外からではなく内から治してほしい。
外からのケア(化粧品やエステなど)は一時期は治るかもしれないけれど、時間が経てばまた荒れてる肌に元どおり。
ダイエットのリバウンドと同じようなもの。



実際にどう肌荒れを治していけば良いのかと言うと、肌を良い状態に保つためには「腸内フローラ」が重要なんですけれども「腸内フローラ」ってご存知でしょうか?



腸内フローラとは...
私達の腸内にはたくさんの細菌が住んでおり、その数は約100種類、個数は約100兆個とも言われています。
この腸内細菌が種類ごとに腸の中で集まっている様子が花畑の様子に例えられて「腸内フローラ」と呼ばれています。
腸内フローラは生活習慣や食習慣で変わるので人によって全く違う。
大腸菌などの悪玉菌が多い人もいれば、乳酸菌などの善玉菌が多い人も。
みなさんの腸内フローラはどっちでしょう??



化粧品にお金をかけるより、冷蔵庫をヨーグルトやお漬物や野菜でいっぱいにする方が本当は美肌への近道かも。と私は思います。笑



腸内フローラについてはこのサイトに詳しく載っているのでぜひご覧ください!http://www.koei-science.com/gut-flora.html




腸内細菌は大きく分けると良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、普段は大人しいけど体調などを崩すと悪さをする「日和見菌」の三種類に分けられます。
腸内フローラはこの3つの細菌のバランスによって変わります。



腸内フローラのバランスが崩れると炎症を促進する成分が出るのでニキビなどの吹き出物の原因になります。



もちろんひどい肌荒れは皮膚科などでも受診も必要なんですが、最近皮膚科でも食事を指導するような病院も増えています。
化粧品や肌荒れを治す薬は栄養の整った食事ありきなので、食事を整えて腸内環境を整え、腸内フローラ美人を目指しましょう〜!




・腸内フローラのバランスを崩すもの



ジャンクフード、甘いもの、清涼飲料水、化学添加物をたくさんの使用した加工食品。食べるなとは言いませんが(私もたまには食べちゃいます。笑)、常食は悪玉菌を増やす原因。悪玉菌が増えるとガンや精神不安定になるという研究結果も出ています。




・腸内フローラのバランスを整えるもの



「まごはやさしい」の食事。


ま・・・豆類などの植物性たんぱく質

ご・・・ごま、くるみ、アーモンドなどのナッツ類

わ・・・わかめ、ひじきなどの海藻類

や・・・野菜類(ビタミン、ミネラルの摂取)

さ・・・魚介類などのたんぱく質、血液をサラサラにする魚油(不飽和脂肪酸)。

し・・・しめじなどのキノコ類

い・・・芋類。サツマイモやじゃがいもなど。



日々忙しい中で食事に気をつけろと言われても無理!!食べたいもの食べたいし!という方も多いと思います。わ、私もたまに思う...管理栄養士なのに。笑


たまには不摂生してもいいんですよ。人はたまにだったら自分で体調を整える力を持ってる。




でもジャンクフードとかばっかり食べてるより、手作りの食事や例え買ったものであっても栄養の整ったものを食べているときの安心感と幸福感。
やっぱり食事と心は繋がってる。




少しの心がけからで良いので、いつもの食事にサラダをプラスしてみるとか、初めはインスタントでも良いから味噌汁を朝ごはんに足してみる。
適当でもいいから、お昼に手作りのおにぎりだけでも作ってみる。
心は元気になるし、さらに腸内フローラのバランスも整って肌も綺麗になる。



食生活を定期的に乱暴にしていいのは若いうちだけなんだなと思います。(恐ろしい...笑)
これからどんどん差が出てくる健康と肌の質。



なんだか真面目な記事を書いてしまったけれど(笑)、私が何を気をつけてるって毎日野菜食べて、なるべく手作りで美味しいものを食べ続けてるだけですね!笑


美味しいもの食べつつ健康でしたいことをし続けたいな〜!



近々旦那リクエストのまちこ風お好み焼きを作る予定。キャベツやネギたっぷりでね!