まちこの幸せレシピ

管理栄養士、ナチュラルフードアドバイザー、食生活アドバイザー。元料理教室講師、現小学校給食の調理員。食事は毎日の幸せに繋がる。毎日のちょっとした幸せと美味しいご飯。そんな毎日を綴っています。

美味しい料理を作るためにはまず自分の味覚から。

最近雨が続いているので、美味しいご飯を食べてテンションを上げています。
最近のヒット作は残り物の肉じゃがをだしを入れた卵で包んだもの。
肉じゃが残ったりした方はぜひお試しあれ。





今料理本や料理番組もたくさんあって、料理のコツを知ることはできますが、それより前にに美味しい料理を作るには大事なことがあります。
それは



「自分の味覚」。



料理って味見をして薄い、濃いとかを感じて味の調節をするので、まずは自分の味覚がとっても大事なんです。
大量調理でも現場の責任者である私はちゃんと味が分かって薄いとか濃いとかを感じれることが必要なんです。
自分の舌が濃いものが好きだったら料理は濃い味付けになります。化学調味料を使った料理が好きだったら化学調味料を使った料理の味が好きで、素材の味を生かした料理は味を感じなくなります。



・美味しい料理を作る人は美味しい物を食べている。



料理番組を見ていて思うことなんですが、料亭の調理人達ってきっと美味しいものを食べてきてると思うんです。美味しいものを食べてきてるからこそ美味しい味が分かるし、素材の味を引き出すことができる。
私の知り合いの店で箕面にfanfareというお店があるのですが、ここの料理も絶品。店長さんが昔食べに行かせてくれた料理屋さんやbarもほんとに美味しかったんです。
やっぱり美味しい物を食べてきてる人達は素材の味も分かるし、美味しいものが作れるんだなぁ...




都会によくある見た目ほどには美味しくないそこそこのカフェごはん。



都会には普通に美味しいお店がいっぱいあります。たいていのカフェごはんが見た目ほどに美味しくないのは外食や既製品が増えて本当に美味しいものを知らない年齢の人達が作っているから??(わたしもその年齢だけどね!泣)
ヘルシーで健康的だけど、味が置いてけぼり、悲しい...。





私の友達のまるおかゆいが、「梅田にはすごく行きたいランチの店がない。」と言ってました。能勢で自分の家で育てた野菜を食べてほんとに美味しいものを食べてきたからこそ出た言葉だと思います。







いろんな場所に行って、いろいろ食べて、いろんなことを思ってきた経験が味を作るんだろうな。だから中年の人達が作る方が料理は美味しいんでしょうか。






料理が上手くなる近道は美味しいものを食べて「自分の舌を育てること」。
舌が育てば味覚も育ちます。






私もまだまだ食べてないものはたくさんあるし、舌がしっかりしてないからめちゃくちゃ美味しいものは作れないんです。
でももし子供ができたら「自分の家のご飯が1番!」って、将来またさらに自分の子供が家庭の味を伝えていけるようにこれから自分の味覚をしっかり整えて美味しい料理を作れるようになりたいなぁと思っています。





その人が食べてきた物はその人の味覚を作り、その人の味を作り、その人の料理を作る。
ほんとにそうだと思うんです。





料理を作るためには美味しいものを食べること。
これは高い物という意味ではありません。
素材の味を生かした家庭料理であるお母さんの味、これも心のこもった美味しい料理。
これからまだまだ美味しいものはたくさん食べれるだろうし、なんだか楽しみです!



私がほんとに美味しいと思うお店

「fanfare」
https://s.tabelog.com/osaka/A2706/A270603/27086592/


バイト先の人がやっているお店。料理はもちろんお酒も絶品。全員が仲良くなれる雰囲気も素敵です。


「イタリアキッチン タツヒロ」
ご夫婦でされているお店です。旬の食材をふんだんに使ったイタリアンが絶品。


https://retty.me/area/PRE27/ARE85/SUB8404/100000034003/



「ドラムカン!!」
http://r.gnavi.co.jp/43sc9kb90000/
今住んでるマンションの前にある焼肉屋。笑
店長さんがこだわりぬいたお肉がたくさん食べれます。雰囲気も落ち着きます。


「KUCHE」
https://s.tabelog.com/osaka/A2701/A270307/27076936/
カフェのようなラーメン屋さん。つけ麺が絶品です。


今日もお腹がすいてきたな、何を食べようかな、わくわく。