まちこの幸せレシピ

管理栄養士、ナチュラルフードアドバイザー、食生活アドバイザー。元料理教室講師、現小学校給食の調理員。食事は毎日の幸せに繋がる。毎日のちょっとした幸せと美味しいご飯。そんな毎日を綴っています。

初心者のための野菜の切り方プチ講座🍆

今日は少し暖かいですね〜✨
今日はSNS上でリクエストがあった野菜の切り方について少しご紹介したいと思います。

「たかが切り方だけでそんな変わらないでしょ」、そう思ってる方は騙されたと思って一度基本の切り方をお試しあれ。味の染み方も全然違います。

基本の切り方

・千切り


・いちょう
イチョウの葉のような形に切る切り方。

・半月
半分になったお月様のような切り方。

・輪切り
輪になるように切る切り方。

・短冊切り
断面が短冊のような形になります。

・サイの目切り
1センチ程度のサイコロ状に切ります。


・みじん切り

・拍子木切り
拍子木のような棒状に切る切り方です。

・乱切り
断面が大きくなるように切る方法です。

他にもありますが、よく使う基本の切り方はこれくらいかなと思います。

野菜には繊維の方向がある!

野菜を良く見てみると、玉ねぎなんかは分かりやすいのですが繊維の方向があります。
玉ねぎにはうっすらと線が見えるかと思います。

繊維の方向に切るとシャキシャキ感が残り、繊維を断ち切るように切ると味が染み込みやすくなり、火の通りが早くなります。

シャキシャキ感が残る切り方はサラダなどの生で食べるときに。繊維を断ち切る切り方はカレーに使う玉ねぎや味を染み込ませたいマリネや煮物などにオススメです。
いろんな野菜には応用可能です。

煮物には乱切りがオススメ。

最初の方に紹介した乱切りという切り方は断面が大きくなり、そこから味が染み込みやすくなります。肉じゃがなどの煮物にオススメの切り方です。

キャベツやレタスなどの葉野菜の切り方

キャベツは一枚一枚はがして洗い、↓こんな感じで重ねてくるくるっと巻いて切るとやりやすいです😊

葉野菜は手でちぎることもできますよね。ちなみに手でちぎると断面がデコボコになるので味が染み込みやすくなったり、たれが絡みやすくなったりします。ホイコーローなどに使うキャベツなどは手でちぎるのがオススメです。
ちなみに、レタスは包丁で切ると断面が黒ずむので手でちぎりましょう✨
キャベツの縦に千切りするとシャキシャキに、横方向に千切りにすると少しフワッと感がでますよ!
キャベツは繊維の方向分かりづらいかも知れませんが...笑


絵や写真でしか説明できないので実際に料理教室でデモンストレーションしながら教えたいところですが、料理教室のプログラムに必ず加えますのでお楽しみに!
野菜の切り方で味の染み方や食感は変わります。最低限の切り方は抑えてズボラご飯であっても短時間で美味しくなる調理法を身につけましょう〜!


料理について分からないこと、悩み、また自分の健康についての質問(肌荒れなど含め)いつでもしてください!コメント欄にて😊